国土交通省は2日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受けた航空会社に対する日本着の国際線の新規予約停止の要請について、一律の要請は取りやめると航空会社に通知した。日本人の帰国も難しくなりかねないと批判が強まり、岸田文雄首相が見直しを指示したことを受けた対応。松野博一官房長官が記者会見で明らかにした。
 首相は2日、首相官邸で記者団に対し、国交省による要請について「一部の方に混乱を招いてしまった。こうした事態を受け、私から国交省に邦人の帰国需要に十分に配慮するよう指示した」と語った。
 首相は、1日当たりの入国者数の上限を3500人に引き下げたことを受け、取り急ぎの措置として要請が行われたと説明。「(帰国)需要は平日だったり週末だったり、さまざまだ。状況をしっかり勘案した上で、国交省にしっかり対応してもらいたい」と強調した。 (C)時事通信社