厚生労働省は3日、2022年度診療報酬改定に向けた薬価調査結果(速報値)を中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関、中医協)に報告した。今年9月分の取引の集計で、医療機関が卸から仕入れる薬の市場実勢価格が公定価格の「薬価」を平均で約7.6%下回った。これを踏まえ、政府は薬価を引き下げる方針だ。
 薬の市場での価格は販売競争を通じて薬価より安くなる。政府は今後、医師らの人件費に当たる「本体部分」を含む診療報酬全体の改定率について調整を本格化させる。 (C)時事通信社