世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)と、国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)による王座統一戦が来年以降に延期されることになり、3日に帝拳ジムが発表した。29日にさいたまスーパーアリーナで開催される予定だった。
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、外国人の日本入国が原則停止となったことが影響した。ゴロフキンは元世界主要3団体統一王者の実力者で、世界的に人気が高くファイトマネーも破格。国内最大規模の興行になるとして注目されていた。
 村田はSNSで「真に自分の人生を愛するための試練」と報告し、ゴロフキンも「できるだけ早く諒太戦のリングに上がることを楽しみにしている」とコメントした。前座に組まれていた世界ボクシング機構(WBO)フライ級王者の中谷潤人(M・T)の防衛戦も延期する。
 31日に東京・大田区総合体育館でWBOスーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が臨む予定だった、IBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との王座統一戦は中止と発表された。井岡側は日程の再調整を望んでいるという。 
 スポーツ界では、大阪府門真市で9日に開幕を予定していたフィギュアスケートのグランプリファイナルが中止になるなど、オミクロン株感染拡大の影響が広がっている。(C)時事通信社