【北京時事】北京冬季五輪組織委員会の趙衛東新聞宣伝部長は3日、五輪開幕まで約2カ月に迫ったことに合わせて記者会見し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、「高い関心を寄せ、生じうる影響を評価しているところだ」と述べ、五輪への影響を注視する姿勢を強調した。中国では2日までに同株の感染報告はない。
 趙氏は感染対策に関し、10月25日に発表した「プレーブック」初版に盛り込んだ措置が「有効だ」としながらも、「防疫面の安全がなければ、五輪の成功はない」と強調。近く公表する第2版にさらに詳細な対策を加え、万全を期す方針を示した。
 一方、中国本土の居住者に限定する観戦チケット販売について、趙氏は「感染防止に関わる具体的な条件などを検討中だ」と述べるにとどめた。
 北京冬季五輪は来年2月4~20日、同パラリンピックは3月4~13日に開催され、合わせて約3600人の選手の参加が見込まれている。 (C)時事通信社