日本年金機構が別人の年金支払額を記載した振込通知書を誤って送付した問題で、機構は3日、誤送付に至った経緯や原因を検証した報告書を公表した。委託業者が、契約と異なる印刷機の設定に基づき通知書を作成したにもかかわらず、正しい方法で行ったとの虚偽の品質保証書を提出。管理番号を使った確認も怠り、誤りを防げなかったという。
 機構は原因に関し、「業者による通知書の作成過程を適切にチェックできなかった」と説明。立ち入り検査を強化するなどの再発防止策も公表した。委託業者である「サンメッセ」(岐阜県大垣市)については、契約不履行を理由に競争入札参加資格を3日から8カ月間停止する。 (C)時事通信社