【北京時事】中国外務省は5日、「米国民主主義の状況」と題する文章を発表した。米国内の人種差別や新型コロナウイルスのまん延などを根拠に「米国は民主主義の優等生ではなく、自省する必要がある」などと批判。中国政府は米国が9、10の両日に開く「民主主義サミット」に神経をとがらせ、対米批判を強めている。
 文章は、米国の選挙は多額の資金が必要で、「1人1票」を唱えながら実際は「少数エリートによる統治」だと指摘。米国は民主的価値を旗印に世界中で「内政干渉や政権転覆、親米政権への支援」を行い、各地で混乱や衝突、戦争を引き起こしていると非難した。民主主義をめぐる「グループ政治や陣営対立」にも反対した。 (C)時事通信社