【フランクフルト時事】ドイツのバイオ医薬品企業ビオンテックは8日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対応した改良型ワクチンを供給する要否の判断に数週間かかると明らかにした。ビオンテックは米製薬大手ファイザーと共同でコロナワクチンを開発した。
両社はこの日、初期段階の実験結果を公表し、従来のワクチンを3回接種することで、オミクロン株に対する感染予防効果が高まると説明。ただ、改良型ワクチンの開発にも既に着手しており、効果がどこまで向上するかなどを見極めるとみられる。 (C)時事通信社
改良ワクチンの要否、数週間で判断=オミクロン株対応―独ビオンテック

(2021/12/09 08:45)