ぐるなび総研(東京)は9日、2021年を象徴する「今年の一皿」に、アルコール度数がほぼゼロながらお酒の風味が楽しめる「アルコールテイスト飲料」を選んだ。新型コロナウイルス禍の酒類提供制限で、飲食店が酒類の代わりに提供する機会が増えた。種類も豊富になり、消費者の支持が高まった。
 アルコール度数1%未満で、ビールやハイボール、カクテルなどに似た味わいの飲み物を指す。製造技術の進化で、よりお酒に近い味になっているという。健康志向の高まりも人気を下支えしており、同総研は「アルコールを好む人にも好まない人にも新たな選択肢となり、今後日本の食文化として定着する可能性がある」としている。
 飲食店情報サイト「ぐるなび」利用者の検索履歴などから候補を選出。今年は他に、パンに生クリームをはさんだ「マリトッツォ」や、たんぱく源として注目される「昆虫食」、食材と調味料がセットになった「ミールキット」がノミネートされた。 (C)時事通信社