ロイター通信によると、米国の新型コロナウイルスの死者が12日に80万人となった。また、感染者は5000万人を超えた。デルタ株が依然として猛威を振るっているとみられる。
 今年に入ってからの死者数は昨年よりも多く、45万人を超えている。専門家によると、亡くなった人の大半はワクチン未接種者。米国ではワクチン推進策を強力に進めてきたにもかかわらず、接種率は人口の60%程度にとどまっている。
 感染者数は11月下旬の感謝祭の休暇期間に拡大。東部のバーモント州やニューハンプシャー州など冷え込みが厳しい地域で急速に増加している。感染力が強いとされる新たな変異株「オミクロン株」の拡大が懸念されるが、疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は「感染者の99%はデルタ株に感染している」と説明している。
 ジョンズ・ホプキンス大の集計によれば、コロナによる国別死者数は米国が最多で、ブラジル(約61万人)、インド(約47万人)が続く。 (C)時事通信社