【ロンドン時事】感染力が強い一方、世界保健機関(WHO)が「重症化しにくい」傾向を指摘してきた新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が英国で激増し、初の死者が確認された。これまでにない感染力の強さと速さで、ロンドンでは近くオミクロン株が「主流のウイルス」となる見込みだ。
 英政府は、オミクロン株との闘いではワクチン追加接種が鍵と位置付けている。他の先進国に先駆けて接種を開始した昨冬と同様、全国的な大規模「ブースター計画」に乗り出した。
 ジャビド保健相は13日、下院で、イングランドの新型コロナ感染例の20%が既にオミクロン株だが、ロンドンでは既にその割合が44%以上に達したと明らかにした。「今後48時間以内に」ロンドンではオミクロン株がデルタ株などに置き換わり主流になると警告した。 (C)時事通信社