2021年に「農林水産物・食品」の輸出額が初めて年間1兆円を超えることが16日、確定した。新型コロナウイルス禍から米国や中国の経済が回復していることを背景に、牛肉や日本酒の輸出が伸び、全体をけん引した。政府は2006年に輸出を13年に1兆円規模とする目標を掲げ、振興を図ってきた経緯があり、当初の目標と比べると8年遅れでの達成となる。
 財務省が16日発表した11月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、食料品の輸出額は前年同月比18.5%増の899億円だった。農林水産省が集計している1~10月の農林水産物・食品の輸出額(9734億円)に加えると、1兆633億円となった。 (C)時事通信社