【ロンドン時事】先進7カ国(G7)議長国、英政府によると、G7は16日に保健相会合を開き、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への対応を協議した。各国は同株が「世界の公衆衛生にとって目下最大の脅威」との認識で一致し、協力を強化していくことで合意した。日本は会合に事務レベルで参加した。
 G7の認識の背景には、英国での感染急拡大がある。英国では16日、新型コロナの1日当たり新規感染が8万8000人強に達し、過去最多を更新した。英国の新規感染者数は15日に7万8000人の過去最多を記録したばかりで、オミクロン株が感染を広げているもようだ。
 英メディアによれば、イングランドの新規感染の41%、首都ロンドンでは4分の3がオミクロン株によるものと推定される。ウィッティ首席医務官は、今後も「信じられないほどの速さ」で拡大を続けると警告。死者と入院患者数は横ばい状態だが、感染急増に伴い上昇することが予想され、医療機関への負担増大が懸念されている。 (C)時事通信社