東京都の小池百合子知事は17日の記者会見で、都内で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が確認されたことについて、「どこで何して、誰と会って(いるか)ということを疫学調査で追い切れている」と述べ、市中感染には当たらないとの認識を示した。その上で「東京五輪・パラリンピックのときの対応など知見を生かして、ぜひ水際対策をお願いしたい」とし、国に対し、検疫体制の強化を改めて訴えた。
 小池氏はまた、「ワクチン追加接種の前倒しで第6波に備えなければいけない」と指摘。医療従事者や高齢者施設の入所者、従事者を最優先に、2回目接種から8カ月を待たずに3回目を始めると表明した。さらに、大規模接種会場を設置した上で、来年1月からは施設入所者以外の高齢者、2月からは警察や消防関係者らに対し、接種を始めるとのスケジュールを示した。 (C)時事通信社