【パリ時事】フランスのカステックス首相は17日、飲食店や公共施設などを利用する際に提示が義務付けられている「衛生パス」について、来年1月以降は新型コロナウイルスワクチン接種を完了していなければ取得できなくなると発表した。これまでは24時間以内の陰性証明でも取得可能だったが、実質的なワクチン義務化となる。
 カステックス氏は記者会見で「ワクチンに反対する数百万人のフランス人が国全体の命を危険にさらすことは許されない」と強調。「衛生パスは『ワクチンパス』となる」と述べ、未接種者の行動をさらに制限する方針を示した。
 またカステックス氏は、パスの偽造に対する取り締まりと罰則も強化すると表明。17日付の仏紙レゼコーは内務省関係者の話として、これまでに政府が把握した偽造パスが11万件に上ると報じていた。 (C)時事通信社