【北京時事】中国人民銀行(中央銀行)は20日、銀行貸出金利の指標である最優遇貸出金利(LPR)1年物を0.05%下げ、3.80%にしたと発表した。引き下げは昨年4月以来、1年8カ月ぶり。原材料価格の高騰や新型コロナウイルスの感染再拡大などで中国経済の減速懸念が強まる中、金融緩和を通じて景気の下支えを図る。
 銀行はLPRに基づいて貸出金利を設定するため、引き下げには企業の資金調達コストを抑える「利下げ」の効果がある。
 一方、人民銀はLPR5年物を4.65%に据え置いた。5年物は住宅ローン金利の基準となっており、住宅価格の高騰をにらんだ判断とみられる。 (C)時事通信社