【ニューヨーク時事】米バイオ医薬品企業モデルナは20日、同社製新型コロナウイルスワクチンの3回目接種により、新たな変異株「オミクロン株」に対する高い感染予防効果が期待できるとする実験結果を発表した。米製薬大手ファイザーも、追加接種で同様の高い効果を望めるという実験結果を公表している。
 モデルナによると、実験でワクチンを接種した人の血液を調べたところ、2回の接種ではオミクロン株に対して感染を防ぐ「中和抗体」のレベルは低かった。だが、3回目に2回目までの半量(50マイクログラム)を投与すると、追加接種前の約37倍に高まり、100マイクログラムの投与では約83倍に達した。
 100マイクログラムの追加接種でも総じて安全性に問題はなかったが、半量の場合と比較すると、副反応の発生頻度がやや高まったという。 (C)時事通信社