【カイロ時事】イラン外務省報道官は21日、内戦下のイエメンに駐在していたイラン大使が新型コロナウイルスに感染して死去したと明らかにした。大使は18日にイラクの航空機で帰国したが、報道官は「協力が遅れた国があったため、劣悪な状況で搬送せざるを得なかった」と批判した。イエメン内戦で対立するサウジアラビアを念頭に置いた発言とみられる。
 大使は、親イランの武装組織フーシ派が支配するイエメンの首都サヌアに駐在。イランの革命防衛隊で対外工作を担う「コッズ部隊」の幹部としても知られ、米財務省は昨年12月に制裁対象に指定していた。 (C)時事通信社