京都府と大阪府は23日、20代の女性1人と小学生1人の新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」感染が確認されたとそれぞれ発表した。いずれも直近の海外渡航歴はなく感染経路は不明で、市中感染したとみられる。
 2人とも、22日に国内初の市中感染が確認された大阪府の家族3人との接点はないという。同株の市中感染者は計5人となった。
 京都府によると、女性は京田辺市在住で、19日に発熱などの症状が出て、20日にコロナ陽性が判明し入院した。全遺伝情報(ゲノム)解析の結果、オミクロン株感染が確認された。症状は軽いという。
 女性はコロナワクチンを2回接種済みだった。濃厚接触者は7人で、うち2人はPCR検査で陰性だったが、宿泊施設で療養している。残り5人も検査を行い、同施設に入所する予定。
 西脇隆俊知事は記者会見で「市中にオミクロン株が存在することによって起こった感染と推定している」と述べた。
 大阪府によると、オミクロン株感染が判明した小学生は17日に発症、同日にコロナ陽性が分かった。重症ではない。同居家族5人はコロナ検査で陰性だったが、同じクラスの児童3人の陽性が確認された。府はオミクロン株かどうか解析を進めている。 (C)時事通信社