【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は23日、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「モルヌピラビル」に緊急使用許可を出したと発表した。FDAは22日、米ファイザー製のコロナ経口治療薬「パクスロビド」にも緊急使用許可を出したばかり。重症化の抑制に効果があるとされる飲み薬が増え、コロナ対策の強化につながりそうだ。
 モルヌピラビルは発症初期の患者の重症化を防ぐ効果が期待され、英国では11月に承認されている。メルク日本法人も今月3日、厚生労働省に承認申請した。
 日本政府は同社と供給契約を結んでおり、24日の専門家会議を経て薬事承認が下りれば、年内にも投与が始まる見込み。自宅治療によって入院患者が減れば、医療機関の負担軽減につながるとみられている。 (C)時事通信社