難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に対する嘱託殺人罪などで起訴された医師山本直樹被告(44)について、後藤茂之厚生労働相は24日、医師国家試験の受験資格を満たしていなかったとして、取得日にさかのぼり職権で免許を取り消した。
 厚労省によると、山本被告は韓国で医師免許を取ったとして、2009年に日本の医師国家試験の受験資格認定を受けた。10年に合格し、医師免許を取得した。
 同省は捜査に協力する過程で、山本被告の申請書類を再確認。韓国の医師免許証の写しなどが見つからず、韓国に照会した結果、取得の事実は確認できなかった。
 山本被告は同省の聞き取りを2度にわたって拒絶。受験できた経緯は解明できていないという。 (C)時事通信社