【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は23日に発表した新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」についての分析で、南アフリカ、英国、デンマークでの初期的なデータは、「デルタ株と比べると入院リスクが低いことを示唆している」との見解を表明した。
 ただ、まだデータは限られており、入院率は重症度を測る指標の一つにすぎないとして、一段の分析が必要と強調した。また、入院リスクの低さが、過去の感染やワクチン接種で得た免疫によるものかどうかは不明という。
 WHOによると、オミクロン株への感染が確認されたのは22日時点で110カ国。感染拡大ペースはデルタ株を大幅に上回っているものの、南アでは初めてオミクロン株が検出されたハウテン州を中心に減速しているという。 (C)時事通信社