来年1月4日に米ニューヨーク市で始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議への岸田文雄首相の出席は見送られる公算が大きくなった。首相は新型コロナウイルス感染者が同市内で急増していることなどを踏まえ、訪問は難しいとの判断に傾いた。政府関係者が26日、明らかにした。
 NPT再検討会議は5年に1回開催される。首相は被爆地・広島選出で「核兵器のない世界」への取り組みをライフワークと公言。23日の講演で「会議成功のために全力で取り組む」と語るなど、日本の首脳初の出席を探っていた。出席見送りの場合はビデオ演説などを検討する。 (C)時事通信社