【ワシントン時事】米国勢調査局は28日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する調査の分析結果を公表した。ワクチンを一度も接種しておらず、打つ予定もない18歳以上の人に複数回答で理由を尋ねたところ、「副反応への懸念」が49.6%で最多だった。学歴が高い人ほど接種率が高いことも分かった。
 ワクチンを打たない理由はこのほか多い順に、「ワクチンを信じていない」(42.4%)、「政府を信じていない」(35.4%)、「自分にはワクチンが必要だと思わない」(31.8%)、「安全性が確認されるまで待つ」(27.9%)などとなっている。
 1回以上の接種者では、大卒以上の学歴を持つ人の割合が未接種者の約2倍と高かった。また、未接種者は約75%が50歳未満と、比較的若年層が多かった。結婚している割合は、接種者の56%に対し未接種者は46%にとどまり、配偶者の有無でも接種率に差が見られた。
 調査は今月1~13日、オンライン形式で実施し、約6万人の回答を得た。国勢調査局は「情報や信頼の不足が接種拒否につながっている。ワクチンを打たない人は教育水準がより低く、経済的にも困窮していた」と指摘している。
 疾病対策センター(CDC)によると、米国では28日までに、18歳以上の85.3%が少なくとも1回ワクチンを接種している。 (C)時事通信社