【シリコンバレー時事】実態と異なる血液検査技術の開発をうたって巨額の資金を集め、詐欺などの罪に問われた米ベンチャー企業セラノスの共同創業者エリザベス・ホームズ被告に対し、カリフォルニア州の連邦地裁陪審は3日、投資家に対する詐欺など4件について有罪の評決を下した。量刑は後日言い渡される。
 ホームズ被告は2013年、「わずかな血液で数百の検査を行える技術を開発した」と宣伝。メディア王マードック氏らから出資を得て、セラノスの企業価値は一時90億ドル(約1兆円)に達した。アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏をまねた黒のタートルネック姿も相まって「次代のジョブズ」と祭り上げられたが、実際に独自で可能な検査は12種類にとどまっていた。 (C)時事通信社