国内では5日、新たに2638人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの新規感染者が2000人を超えたのは昨年9月26日以来、約3カ月ぶりで、4日(1268人)から倍増した。死者は1人、重症者は前日比6人増の60人だった。
 沖縄県で623人、東京都で390人など、変異株「オミクロン株」の市中感染の広がりを背景に新規感染者の拡大ペースが加速している。
 沖縄県の新規感染者が600人を超えたのは昨年8月28日以来。同11月上旬~12月20日は一桁で推移していたが、同月下旬に米軍基地従業員のオミクロン株感染が判明してから急増し、今月4日には225人確認されていた。20~40代を中心に感染が広がり、5日時点での病床使用率は23.5%に上昇した。
 東京都で300人を超えたのは昨年9月26日以来。前日4日(151人)の2倍以上、前週水曜日(76人)の5倍以上に拡大した。直近1週間平均も135.6人と、前週の3倍を超えた。
 大阪府では244人の感染が確認され、4日(124人)から倍増した。200人を超えたのは昨年10月6日以来。
 米軍岩国基地(山口県岩国市)は、1日当たりで過去最多となる182人の感染を発表。これとは別に、同県で104人の感染が確認され、うち70人が岩国市だった。100人を超えたのは昨年8月19日以来。県は米軍関係者の影響の可能性が高いとみている。隣接する広島県でも138人が陽性となった。
 空港検疫では過去最多の147人の感染が判明した。
 国内のオミクロン株感染者は累計で1400人を超えた。5日には栃木県、鹿児島県で同株の市中感染とみられる事例が初確認された。青森県では初の同株感染者が発生。米軍三沢基地(同県三沢市)の陽性者から感染した可能性があるという。 (C)時事通信社