【シリコンバレー時事】世界最大級の米家電IT見本市CESが5日(日本時間6日未明)、ラスベガスで開幕した。昨年は新型コロナウイルス感染拡大でオンライン形式のみだったため、2年ぶりの対面開催。電気自動車(EV)など以前から関心が高い分野に加え、仮想空間といったコロナ禍で脚光を浴びた人々の交流を促す技術も注目を集めている。
 日本からはソニーグループやオムロンヘルスケアなどが参加。ソニーは4日の記者会見で、EV商用化を本格検討すると表明、試作段階のスポーツ用多目的車(SUV)タイプのEVを披露した。
 メタ(旧フェイスブック)の参入で話題となった「メタバース」と呼ばれる仮想空間の分野では、パナソニック子会社が仮想現実(VR)用のゴーグル型端末を発表。キヤノンは自分自身を3次元(3D)映像化して友人らと対話できるアプリを出展している。今回は「宇宙技術」も新たな展示分野に加わった。
 一方、コロナの新たな変異株「オミクロン株」の流行で、グーグルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなど米巨大IT企業は現地出展を中止。出展企業は2200社程度と、コロナ流行前の20年の半分にとどまる。主催団体は当初8日までとしていた会期を1日短縮した。 (C)時事通信社