ビール大手4社の2021年のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)販売実績が6日、出そろった。20年の酒税改正で増税となった第三のビールが低迷したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大で飲食店向け需要が落ち込んだことが響き、4社そろって前年を下回った。
 減少幅は、数量ベースで公表するキリンビールが4.1%、サントリービールは8.1%、サッポロビールが4.4%。金額ベースのアサヒビールは4.0%だった。
 手頃な価格の第三のビールは家庭を中心に飲まれているが、20年10月の増税の影響で21年の販売は前年を割り込んだ。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の度重なる発令で、飲食店での酒類提供が厳しく制限され、業務用ビールへの逆風も続いた。 (C)時事通信社