政府に新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置の適用を要請した沖縄、山口、広島各県は、適用地域の飲食店に営業時間短縮や酒類の提供停止を求める方針だ。沖縄は7日から県立学校全校で分散登校も実施する。各県とも人出の抑制や密集回避により、感染急拡大に歯止めをかけたい考えだ。
 沖縄県は全域で9~31日の約3週間にわたり、感染対策を講じている認証店には午後9時までの時短、非認証店には同8時までの時短と酒の提供自粛を要請する方針だ。
 県立学校については、児童生徒の感染が確認され、他の子どもにも広がっている可能性がある場合は学級閉鎖を行う。複数の学級閉鎖で学年閉鎖、さらに複数の学年閉鎖で臨時休校を検討するよう各校に通知した。
 山口県は岩国市と和木町の飲食店に、認証の有無にかかわらず、午後8時までの時短と酒の提供停止を求める。
 村岡嗣政知事は会見で「国の基準上は特に認証店では酒を出して良いとなっているが、これでは弱い」と指摘。「夜8時まで、酒の提供もなしということで、しっかり(感染を)抑え込んでいきたい」と述べた。
 広島県も広島市など3市2町で、認証店を含む飲食店に午後8時までの時短と酒の提供停止を要請する。県民らを対象とした県内旅行・宿泊割引事業の新規予約と、飲食店支援策「Go To イート」の食事券の予約販売も停止する。
 湯崎英彦知事は「近日中には緊急事態というような事態になっていく」と危機感を示した。 (C)時事通信社