文部科学省は7日、症状のない新型コロナウイルス濃厚接触者が大学受験会場に向かう際、一定の条件を満たせばタクシーを利用できるとの考えを各大学に示した。これまでは自家用車などに限っていたが、より受験生に配慮した。
 受験生がタクシーを予約できなかった場合、文科省が各地の地方運輸局と連携し、タクシー会社を紹介する仕組みも設ける。中学や高校受験でも同様の対応を求めるという。
 文科省は昨年12月、コロナの濃厚接触者に関し、(1)PCR検査が陰性(2)受験当日も無症状(3)電車やバス、タクシーなどの公共交通機関を利用せずに試験場に行く―の全てを満たせば、別室受験を認めるとの指針を各大学に示していた。
 7日の通知では、業界団体が策定したガイドラインに基づく感染対策が講じられている車を利用し、事前に濃厚接触者であることを告げた上で予約すれば、タクシーやハイヤー、海上タクシーで試験場に行くことを認めた。国土交通省もタクシーなどの事業者に同様の通知をするという。 (C)時事通信社