東急電鉄は7日、初乗り運賃を10円程度値上げすると発表した。政府の認可を受け、2023年3月から実施する。新型コロナウイルス感染拡大で在宅勤務が普及し、定期利用者が大きく減少。需要がコロナ前に戻る可能性は低く、鉄道の安定的な運営・維持には値上げが不可欠と判断した。
 コロナ禍に伴う値上げは首都圏私鉄で初めて。消費税増税を除けば、同社の値上げは05年以来18年ぶりとなる。現行の初乗り料金はICカードで126円、切符で130円だが、いずれも140円とする。それ以外の区間や通勤定期も約13%引き上げる。家計に配慮し、通学定期の運賃は据え置く。 (C)時事通信社