【バンコク時事】タイ政府は7日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、入国者の隔離免除を無期限で停止すると発表した。政府は昨年12月22日に一時停止し、状況次第で今月4日にも再開する方針だったが、陽性が判明した入国者が相次ぎ、無期限継続を決めた。
 タイに入国する場合は原則として7日間以上の隔離が必要となる。政府は感染防止策として、バンコクやプーケットなど8都県で外食店でのアルコール飲料の提供を午後9時までに制限。他の69県では禁止する。
 タイ政府は昨年11月、ワクチン接種完了などを条件に、日本を含む63カ国・地域からの入国者を隔離なしで受け入れる制度を開始した。感染拡大で激減した外国人観光客を呼び戻し、落ち込んだ経済を立て直す狙いだったが、方針転換を迫られることになった。
 タイの1日当たりの新規感染者は今月4日まで2000~3000人程度だったが、6日は5775人、7日は7526人と急増している。 (C)時事通信社