【台北時事】昨年6月下旬以降、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数を2桁台以下に抑え込んできた台湾で、オミクロン株が広がり始めた。北部の桃園国際空港でクラスター(感染者集団)が発生。これまでに30人の感染が確認され、うち少なくとも10人がオミクロン株と判明し、政府は10日、水際対策の強化を発表した。
 コロナ対策を統括する中央感染症指揮センタートップの陳時中・衛生福利部長(厚生労働相)は記者会見で、欧米や中東など感染状況の深刻な国からの渡航者に対し、到着時の検査で陰性と分かるまで隔離ホテルに移動できなくすると説明。「感染者の市中への流入を最小限に抑えたい」と語った。11日から実施する。 (C)時事通信社