【ロンドン時事】エリザベス英女王(95)の在位70年を祝う一連の記念行事が10日、公式にスタートした。7月まで断続的に続けられ、歴代君主で初となるプラチナ・ジュビリー(在位70周年)を盛り上げる。歴史的なお祝いは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で苦しんできた国民にとって「心温まる」(英メディア)イベントとなりそうだ。
 女王は1952年2月に25歳で即位。2015年にはビクトリア女王(在位1837~1901年)を抜いて史上最長の在位期間を更新した。
 王室の発表によると、10日は女王に献上するためのデザート作りコンテストの受け付けをオンラインで開始。選ばれたデザートは各種イベントで提供される。メインの行事は季候の良い初夏に行われ、5月半ばにロンドン近郊ウィンザー城内で出演者1000人と馬500頭が登場するショーを実施。6月初旬は特別連休となり、パレードやコンサートなどが盛大に開かれる。
 在位60年の2012年にも記念行事が行われたが、今年はそれを上回る規模になると予想される。ただ、女王は昨年、体調管理のため多くの公務を取りやめており、祝賀行事も大半は他の王族による代理出席となるもようだ。 (C)時事通信社