全国銀行協会が11日発表した預金・貸出金速報によると、全国の銀行110行の2021年末の貸出金残高は、前年末比0.6%増の537兆9307億円と過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍を受けた中堅・中小企業の根強い資金需要を反映し、地方銀行で増加した。
 伸び率は20年末の5.3%増と比べ鈍化した。業態別では、3メガバンクを含む都市銀行5行が1.3%減。前年と比べ大企業の手元資金需要が落ち着き、4年ぶりに減少した。一方、地銀と第二地銀はそれぞれ2.3%増で、地銀は残高も過去最高だった。 (C)時事通信社