【北京時事】北京冬季五輪組織委員会は11日、オンラインで記者会見を開き、疾病予防コントロール弁公室の黄春副主任は変異株「オミクロン株」による新型コロナウイルス禍について「組織委は情勢を注視している」と強調した。五輪開幕を来月4日に控えた中国国内では、オミクロン株の感染が広がりを見せ、緊張が高まっている。
 大会当局は国内在住者には観戦を認める方針を示してきたが、チケットをまだ販売していない。組織委の趙衛東報道官は「観衆が守るべき具体的な防疫の条件、(観客動員の)手配に関して検討中だ」と述べるにとどめた。
 北京に隣接する天津市は、オミクロン株の市中感染を8日に確認。市民約1400万人のPCR検査を行い、北京との往来を制限した。天津市当局は11日の記者会見で、分析を行った感染者80人のうち76人が国産ワクチンを2回接種済みで、4分の1に当たる20人は政府が推奨する追加接種も受けていたと明らかにした。 (C)時事通信社