【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のクルーゲ欧州地域事務局長は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、現在のペースで拡大が続いた場合、同事務局が管轄する中央アジアの一部諸国を含む欧州では、6~8週間で人口の半分以上が感染する恐れがあると警告した。米ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)の試算に基づいた予想という。
 クルーゲ氏は、欧州で今年最初の週にオミクロン株以外を含む新型コロナ新規感染者数が700万人を超え、2週間前と比べ2倍以上に増えていると指摘。そのうち26カ国では「毎週人口の1%以上が新たに感染している」と、ウイルス拡散の速さを強調した。 (C)時事通信社