【ワシントン時事】米上院銀行委員会は11日、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の再任承認に関する公聴会を開いた。事前に公表された冒頭発言文でパウエル氏は、米景気が新型コロナウイルス危機から「歴史的に強い回復」を遂げていると強調、物価高抑制へ決意を表明した。
 パウエル氏はコロナ感染拡大が続いているものの、「景気は急速に力強さを増した」との認識を示した。一方で物価上昇圧力の高まりを懸念し、「景気と強い労働市場を支え、高インフレの定着を阻止するため、政策手段を講じる」と訴えた。
 米国ではコロナ危機からの経済再開に伴い需要が急増。供給が追い付かず、昨年11月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は約39年ぶりの高水準に達した。 (C)時事通信社