東宝=2021年3~11期連結決算は、増収増益。前年は新型コロナウイルス流行に伴う映画館や商業施設の臨時休業があったことの反動に加え、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「竜とそばかすの姫」などがヒットしたことから、映画興行事業の営業損益が黒字転換した。 
 ただ、直近の9~11月は、緊急事態宣言の解除に伴い10月以降通常営業が可能になったが、エヴァンゲリオンなどを上回るヒット作がなく、回復基調は鈍化した。
 3~11月の演劇事業は、前年より多くの公演を実施でき、営業損益は黒字に転換した。
 足元では、12月24日公開の「劇場版呪術廻戦0」が好調に推移している。加藤陽則上席執行役員は記者会見で「全体的には回復基調」としつつ、「オミクロン株の影響が不透明。よって、通期予想は据え置いた」と説明した。(C)時事通信社