【ロンドン時事】新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中に英首相官邸でパーティーが開かれた疑惑をめぐり、ジョンソン首相は12日の下院質疑で、自らパーティーに参加したことを認め、「心からの謝罪」を表明した。疑惑浮上後、首相が公の場で発言するのは初めてで、どう釈明するか注目が集まっていた。
 問題のパーティーはロックダウン中の2020年5月、100人以上を招待し、30~40人が参加して開かれた。首相は質疑で、その場に25分間居たことを認め、「(パーティーでなく)仕事のイベントと思っていた」と釈明。その上で「規則が適切に守られなかった。人々の怒りは理解できる。全ての(過ちの)責任を取る」と述べた。
 質疑で野党側は「国民の信頼を裏切った」「明白なルール破りで、閣僚規範違反だ」と首相に辞任を迫った。これに対し首相は「結論を急がず、調査結果を待つべきだ」とかわしたが、求心力の一層の低下は避けられそうにない。 (C)時事通信社