昨年(2021年)6月、日本耳鼻咽喉科学会は日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会に改称した。これを機に、同学会は新たなロゴマークを募り、12月17日に決定した。

頭頸部外科領域にも携わる

 学会名改称には、同学会員が担当する領域の広さが関連しているという。1893年に母体となる「東京耳鼻咽喉会」が創設されて以来、同学会は耳、鼻、咽喉領域にとどまらず、頭頸部領域の診療や研究にも携わってきた。現に、国内の医療機関の72%で「耳鼻咽喉科頭頸部外科」あるいは「耳鼻咽喉・頭頸部外科」という名称が講座や診療科として使用されている。

 改称に際しては学会員から意見を募り、日本医師会に加盟している136学会にアンケートを実施した。その結果、多数の賛同を得ることができ、改称に踏み切ったという。

横顔に6つの頭文字が配置

 今回のロゴは公募し、芸術関連の専門家を入れて審査を行った。決定したロゴは、これまでの学会ロゴの流れを受け継ぐとともに、新学会を象徴する横顔と、外科を表すS(surgery)に加え、横顔の各部位に配置されている頭文字(耳=O:oto-、鼻=R:rhino-、咽喉=L:laryngo-、頭=H:head、首=N:neck)が評価された()。

図. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の新しいロゴ

(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会広報委員会提供)

 なんとも未来を感じさせるスタイリッシュなロゴである。

 同学会は今後、耳鼻咽喉科だけでなく頭頸部外科も含めた積極的な啓発を行っていくという。今後の発展を祈念したい。

(編集部)