【サンパウロ時事】新型コロナウイルスの累計感染者が世界で3番目、死者が2番目に多いブラジルで14日、5~11歳の児童へのコロナワクチン接種が始まった。免疫力が弱いとされる先住民や持病がある子供が優先で、サンパウロで接種したシャバンテ族の8歳の少年が第1号となった。
 ブラジルではパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、昨年12月までに5~11歳の児童301人が新型コロナで死亡している。自身は接種を拒んでいるボルソナロ大統領は、子供の接種にも反対の立場で、昨年12月には「私の娘は11歳だが、もちろんワクチンは打たせない」と断言。今月12日にも「子供ら300人の死亡は悲しいことだが、有害な副作用があるワクチン接種を正当化できない」と述べた。 (C)時事通信社