約53万人が志願した大学入学共通テストが15日、全国677の試験場で始まり、地理歴史・公民と国語、外国語(英語リスニングを含む)が行われた。16日に数学と理科の試験が行われ、2日間の日程を終える。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急速に広がる中、各試験場では感染防止策を徹底した。
 共通テスト会場の東京大弥生キャンパス付近では15日朝、受験生ら3人が刃物で切り付けられる事件が発生。大学入試センターは各試験場に警備体制の強化を要請し、文部科学省も警察に協力を求めた。
 雪や強風などで電車が遅れ、北海道や山形、福島、広島各県の6試験場では試験開始時間を最大2時間繰り下げた。また、英語リスニング試験中にチャイムを鳴らすミスなどがあり、47試験場で409人が再開テストを受けた。
 大学入試センターによると、志願者は昨年から約4800人減の53万367人。うち現役生は約45万人で、浪人生は過去最少の約7万人。共通テストを利用する国公私立大・短大は864校に上る。 (C)時事通信社