【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国で、同じ父親を持つきょうだい犬2匹がコロナ探知犬として学校を訪問し、子供や教員らの健康を守るために活躍している。
 東部マサチューセッツ州ブリストル郡保安官事務所に所属する雌のラブラドルレトリバー「ハンター」と、雄のミックス「デューク」は、全米初の捜査当局で活動するコロナ探知犬。同事務所が昨年、訓練プログラムを開発したフロリダ国際大学と連携して、2匹にトレーニングを行った。
 感染者の着用したマスクで訓練を受けた2匹は、90%以上の精度でコロナのにおいを検出できるという。教室や図書室などを巡回し、においを嗅ぎ取るとその場で座って合図。現場の消毒や、感染の可能性がある人に検査を促すことに役立っているという。
 ホッグソン保安官はCNNテレビに、探知犬の活動は、ワクチン接種やマスク着用などに代わるものではないと述べた上で、「より多くの人々を病気から守るための先駆的な取り組みだ」と強調した。 (C)時事通信社