【シドニー時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)が、オーストラリア政府によるビザの取り消しに異議を申し立てている問題で、豪州の連邦裁判所は15日、審理を16日午前に行うことを決めた。同選手側は取り消しは「筋が通らない」と主張。大会4連覇が懸かる全豪オープンテニスの開幕を17日に控え、早期決着を図りたい考えだ。 
 ホーク移民相は14日、新型コロナウイルスのワクチン未接種のジョコビッチ選手に発給したビザに関して、「保健と秩序」を理由に取り消しを決めたと発表した。法廷闘争に持ち込まなければ、ジョコビッチ選手は強制退去となり、3年間は豪州からビザの発給を受けられなくなる。
 豪メディアによれば、ジョコビッチ選手は15日、弁護士らと今後の対応を協議した。その後、移民関連施設に移動して、収容された。同選手は6日にビザを取り消された後にも施設に収容され、行動が制限された。(C)時事通信社