第208通常国会が17日、召集された。政府・与党は夏の参院選をにらみ、岸田文雄首相の看板政策である経済安全保障推進法案やこども家庭庁設置法案を確実に成立させ、実績の積み上げを目指す。野党は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染急拡大を受け、政府の対応を追及する方針。冒頭から与野党の攻防が展開されそうだ。
 首相は17日、自民党本部で開かれた両院議員総会で、新型コロナ対応に万全を期す考えを示し、「まん延防止等重点措置をはじめとする行動制限もしっかりと行っていかなければならない」と強調。その上で「参院選を乗り越え、日本政治の安定を確実なものにする」と述べた。立憲民主党の泉健太代表も両院議員総会で「政治に対する監視機能を発揮して国会論戦に挑んでいきたい」と意欲を示した。
 会期は6月15日までの150日間。会期延長がなければ、参院選は公職選挙法の規定で7月10日投開票となる見通し。 (C)時事通信社