岸田文雄首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問が19日午後、衆院本会議で始まった。立憲民主党の泉健太代表は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染急拡大を受け、ワクチンの3回目接種をさらに前倒しするよう要求。首相の看板政策「新しい資本主義」に対抗し、所得など「三つの分配」を提案した。
 泉氏は、政府のコロナ対応について「オミクロン前提に改善すべきだ」と指摘。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令要件を見直すよう迫った。
 政府・与党が今国会の提出を見送った感染症法改正案に関しては「国民の命に関わる法改正なのに、なぜ後回しにするのか」と追及。首相が6月をめどに取りまとめると表明した司令塔機能の強化についても「遅過ぎる」と断じた。在日米軍基地周辺の感染拡大を踏まえ、日米地位協定の見直しも求めた。 (C)時事通信社