【ロンドン時事】新型コロナウイルス対策の規制違反が疑われるパーティーに出席した問題などで批判を浴びるジョンソン英首相は19日、下院質疑に登壇した。議場からは糾弾の声が相次ぎ、野党側は改めて辞任を要求。防戦一方の首相は「内部調査を待つべきだ」との主張を繰り返した。
 首相は2020年5月に官邸庭で行われたパーティーに出席。先週の下院で謝罪したが、その後も批判は収まらず、厳しい立場に追い込まれている。「仕事のイベントと思った」とする首相の説明と、事前に警告したという元側近の主張が食い違い、議会を欺いた疑いも浮上。野党側は首相の説明を「ばかげている」(スターマー労働党首)と一蹴した。
 首相に対しては、与党保守党内でも不信任投票を求める動きが広がっている。投票実施を促す書簡を提出したと公言している議員はこれまでに7人。党の規定で投票実施には54人が必要だが、「集団提出」をもくろむグループもあるとされ、近くこの人数に達するとの見方も出ている。 (C)時事通信社