【グローブニューズワイヤ】アラバマ大学バーミンガム校(UAB)マルニックス・E・ヒールシンク・スクール・オブ・メディシンは、遺伝子組換された臨床グレードのブタの腎臓を、脳死したヒトに移植し、レシピエントの生来の腎臓と入れ替えることに成功したという、初めての査読付き研究結果を発表した。この有望な結果は、世界的な臓器不足の問題を解決するための異種移植の可能性を示すもの。American・Journal・of・Transplantation誌に発表掲載された研究では、UABの研究者らが、遺伝子組み換えブタの腎臓をヒトに移植するための初のヒト前臨床モデルを検証した。この試験の被験者では、生来の腎臓を摘出した後、遺伝子組換のブタの腎臓2個を腹部に移植した。これらの臓器は、病原体のない施設で遺伝子組み換えブタから採取された。このプロセスは、この処置の長期的な実行可能性と、そのような移植が実際にどのように機能するかを示すものだ。移植された腎臓は、血液をろ過し、尿を生成し、重要なことに、即座に拒絶反応を起こすことはなかった。腎臓は、移植から77時間後に研究が終了するまで生存状態だった。(C)時事通信社