大学入試センターは26日、新型コロナウイルスに感染して大学入学共通テストの本試験を受験できず、追試験が認められたのは211人だったと発表した。コロナの濃厚接触者で、検査が陰性などの条件を満たさず追試験となったのは252人だった。いずれも昨年からほぼ倍増しており、オミクロン株による感染急拡大が影響したとみられる。
 共通テスト会場だった東京大の前で起きた刺傷事件の影響で精神的に動揺し、この会場でテストを受けられなかった4人の追試も許可。トンガ諸島付近での海底火山爆発による津波警報発令に伴う交通機関の運休などで受験できなかった6人の追試も認めた。
 一方、濃厚接触者のうち、PCR検査が陰性▽受験当日に無症状▽公共交通機関を利用せずに試験場に行く―との条件を満たし、別室受験したのは320人だった。
 共通テストの本試験は15、16日に行われ、約49万人が受験した。コロナ以外の体調不良などを含め追試験を許可されたのは計1658人で、29、30日に実施される。 (C)時事通信社