西武ホールディングス(HD)は27日、住宅建築などを手掛ける西武建設(埼玉県所沢市)の株式95%を、ミライト・ホールディングスに売却すると発表した。グループ内での相乗効果が低いと判断した。西武HDはコロナ禍で鉄道やホテルの利用が落ち込む中、収益確保に向けた資産売却を進めている。ミライトの取得価格は約620億円。
 子会社の西武鉄道を通じ保有する株式を3月31日付で売却。西武HDは2022年3月期連結決算で特別利益約380億円を計上する。21年9月中間連結純損益は127億円の赤字だった。
 西武HDは保有するホテルやゴルフ場など40施設程度の売却も検討。売却額は計1000億円超とみられる。 (C)時事通信社